Maintenance And Inspection
錠の保守点検制度について
錠の耐用年数と保守点検制度について
ロック(錠前)を製造しているメーカーの団体である日本ロック工業会は、製品寿命が原因で、生命・財産・身体への損害が発生する可能性がある市場出荷後の製品の経年劣化による重大事故を未然に防止するため、業界の各社を取りまとめ一般消費者に注意喚起を促すことを目的に錠の耐用年数ガイドラインを一般錠10年・電気錠7年と設定(2012年2 月)しております。それに伴い、日本ロック工業会と日本ロックセキュリティ協同組合(内閣総理大臣認可を受けた国内唯一の錠取扱業者のため全国組織)は錠の基本性能を保守点検により維持するため、共同で錠の保守点検制度を2012年6月9日(ロックの日)にスタートさせました。保守点検制度は、保守点検申込者を対象に全国の日本ロックセキュリティ協同組合加盟店が定期的に現地を訪問し、保守点検を行うものです。今後、日本ロック工業会と日本ロックセキュリティ協同組合は、機能性と防犯性の維持を行うだけではなく物件の信頼性向上にも繋がることを目的とし、一般消費者以外の建物管理者および所有者にも注意喚起を図ります。(弊社は日本ロックセキュリティ協同組合加盟店です)
日本ロック工業会参考資料
現状の問題点
商業施設の非常口やマンションの避難口などに使用されている一般錠や電気錠、またセキュリティが重視される扉に設置されている電気錠などは、何らかの時に不具合が生じ、スポットでの点検や交換依頼があるのが現状です。非常口に設置されている電気錠などは、常に電圧がかかっており、電気錠の施解錠や扉の開閉をしないので、非常時に動作する部品が劣化や固着してしまう事が、度々見受けられます。また、使用頻度が高い場所については繰り返しの使用で正常な動作が不能となる場合があります。
【対応策として】
いざと言う時のために、月に一度程度は各施設にて動作確認をして、年に1度か2度の専門家の点検を受ける事で、設置されている設備がいざと言う時に100%近く発揮される様になるのではないでしょうか。
弊社の対応
弊社では、商業施設、ホテルや病院などの電気錠システムの定期点検を行っておりますので、安心してご依頼下さい。保守契約を結んで頂いているお客様に対しては、優先的にメンテナンスに対応し、契約期間の修理に付いては使用部品以外無料にて対応致しますので、年間経費の予算が立てやすくなるなどのメリットが生じます。
※保守契約内容により対応内容が異なる場合があります。